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設計コンセプト
全室個室、小規模生活単位型の新型特別養護老人ホームである。北側道路からのアプローチに面し、管理棟とデイサービスセンターを分かりやすく配置し、南側へ向かって居住棟を配置し、南西面に特養20室の増築スペースを用意している。また、南東側にも増築スペースを考えており、多機能福祉施設として対応できるように配慮されている。
全室個室で小規模生活単位型の新型特別養護老人ホームである。敷地の南西側に特養20室の増築スペースが用意去れ、南東にも増築スペースがあり、将来の多機能福祉施設として対応できるように考えられている。北側道路からのアプローチに面し、デイサービスセンター、管理部門、サービス部門を平屋構成で配置し、2層部分に特養5ユニット、ショートステイ1ユニットで構成されている。10人の1ユニットは、各中庭を挟んで配置され、各室の採光・通風を確保している。デイサービスの食堂やユニット間の談話スペースは、バリアフリーで、木製デッキテラスに連続し、中庭をめぐるようにＰＣ平板の回遊動線が確保され、外部への行動展開を可能にしている。建物全体にわたり、和風をテーマに障子を設けている。個室は全室、各室トイレ、洗面台付である。エントランスホールやユニット間にトップライトを設け、気持ちよい明るさを確保している。デイサービスセンターには喫茶カウンターがあり、エントランスからすぐに利用でき、地域交流を可能にする。
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南西面外観 |
カフェテリア |
デイサービスセンター |
ユニット食堂 |
個室 |
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