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設計コンセプト
山形県では初めての全室個室ユニット型の新型特別養護老人ホームである。敷地の東側に将来多機能福祉施設として対応できるように増築端を設けている。
建物は平屋部分にデイサービス(30名)と管理部門、サービス部門を配置し、2層分に特別養護老人ホーム(8ユニット:80名)、ショートステイ(2ユニット:20名)としている。
建物中央部から南北に軸を通して、中庭を挟みながら10名を1ユニットとするボリュームを南側県道に対して水平に配置している。中庭を設けることによって、各居室の採光や通風が確保されるとともに、植栽などで他のユニットの視線を遮ることができ、プライバシーを確保している。
各ユニットの食堂からはバリア・フリーで木製テラスに出ることができ、内部のアクティビティを外部へ展開することが可能である。エントランスホールまわりには喫茶コーナーを設け、地域住民が気軽に立ち寄ることができる。
各ユニット内居室の窓には障子を入れ、洗面台と窓台を設置している。各ユニット内トイレは、2〜3居室に1つの割合で設け、ユニット内を移動の際、自由に最寄りのものを利用できる。各ユニットの壁紙は違うものを使用して、場所性を持たせている。また、ユニット入口の床タイルは、色・素材を変え、玄関として認識できるように配慮した。
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エントランスホール |
ユニット 食堂・機能訓練室 |
居室 |
喫茶コーナー |
中庭 |
2階テラス |
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