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緑と水と何とかといったキャッチフレーズは自治体の長期計画など多くの場面で使われすぎたため、新鮮さを失いかけているきらいがある。
しかし一方では、三鷹市のように緑と水を軸に、着実に「快適環境都市づくり」を実践しているところもある。
この「緑と水の回遊ルート整備計画」は、総合的な市の計画として体系化したものであり、市の関連事業を横断的に連携させた具体案の集大成である。
今話題の緑の基本計画に先駆けて策定されている点が特長と言える。
この計画が文字どおりの計画だけで終わることなく、着実に実現に向けて動いている一例として、重点施策である「ふれあいの里」づくりのうちのひとつに、「牟礼の里公園」がオープンした。言うまでもなく、全体計画そしてゾーニングから施設計画まで、一貫したコンセプトに基づき実現したものである。 |